綱吉はとぼとぼと歩いていた。あと半日もないというのに。どうしてオレはこうなんだろう。
泣きたかったが、泣いてもどうしようもない。残り時間も少ないというのに。 卑屈な考えのループに陥っていた綱吉は、無意識に雲雀のマンションの前まできていた。
現れるなって言われたのに…。
どうしよう、今度こそ雲雀には嫌われてしまった。
次に雲雀と会ってしまえば、彼は、綱吉を殺そうとするだろう。それほど、鋭かった。 それか、無視されるかもしれない。無かったものとして、扱われ、雲雀の目にうつることは二度とないかもしれない。
…どうしよう。綱吉は、途方に暮れた。






星に願いを